Q10.販売活動はどんなことをするのですか?

不動産会社のホームページや、不動産ポータルサイトへの物件情報掲載、各種住宅情報誌への掲載、新聞折込み広告の実施、店頭での物件情報の掲示、指定流通機構(レインズ)への物件登録など、さまざまな手段で購入希望者を探します。

そのほかに、条件や希望にあった既存顧客への物件紹介、不動産をお探しの方が気軽に見学できるオープンハウスの開催を行います。

ご売却物件に対する問い合わせ状況や反応、広告など売却活動の経過報告は営業担当者が定期的に報告を行います。

具体的な売却活動の方法は、依頼する不動産会社によって異なりますので、査定依頼時に、どのような方法で活動を行うか確認しておくと良いでしょう。

※レインズ:国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているコンピュータネットワークシステム。オンラインで結ばれている多数の会員不動産会社間で情報交換を行うシステムなので、レインズに登録することで契約の相手方を広く探索することができます。逆に買主は、複数の業者にまわらなくても1つの会員会社に問い合わせれば、登録物件はすべて把握できる仕組みになっています。

Q11.査定価格で売り出さないといけないんですか?

「査定価格」とは「売出価格」を決めるにあたって不動産会社がアドバイスする参考価格ですので、必ずしも査定価格で売り出す必要はありません。 「査定価格」は、営業担当者が物件を評価し、周辺の相場や長年蓄えたノウハウをもとに適正と思われる価格を算出しています。 「売出価格」は不動産会社が出した査定価格を基に、売主の希望、ご事情、同一マンション内の売出状況を見て決めます。 査定価格を大きく上回る「売出価格」で売りに出されると、売れるまでに長い期間を要し、結局査定金額を下回る額でしか売れなかったというケースもあります。逆に、売却までの期間に特にこだわりがない場合は、売り出し価格を高めに設定して反応を見ながら、価格を調整していく方法もあります。 どのレベルで折り合いをつけるのかは、置かれている事情を重視するのが一般的です。買いかえで新居の引き渡し時期が決まっているなど、何らかの事情で現金化を急いでいるような場合には、営業担当者から提示された査定価格に近い価格で売り出すのが安全です。

Q12.急いで売りたいときはどうしたらいいですか?

ご事情により早期処分をご希望の方や、ご所有の不動産がなかなか売れない方、周囲の方に知られずに売却したい方には不動産会社の「買取りサービス」を利用することをおすすめします。

不動産会社、または専門の買取り業者が買主となりますので、「仲介」のように買主が見つかるまで売れない、ということがなく、早く確実に売ることが可能です。

ただし、「仲介」と比較すると売却価格が低くなる傾向にありますので、メリットとデメリットをよく理解しましょう。

<メリット>

・不動産会社が買主となりますので、確実かつスピーディに売却が可能

・広告なしでの売却が可能なので秘密が守れます

<デメリット>

・一般の仲介と比較して売却価格が低くなる傾向にあります。

Q13.買主はいつ見にくるのですか?

前出のクエスチョンでもあった、ホームページやポータルサイトなどからの反響により、実際に物件を見てみたいとのお問い合わせが弊社に入ります。買主と事前に物件の詳細やプラン、ご予算のことなどしっかり話し合ったうえで内見の運びとなります。したがって、冷やかし半分で多くの人が見に来るわけではありません。買主とよく協議したうえで、事前にアポイントを取ってから内見のご案内をします。また、土日など日にちをあらかじめ設定したうえで、自由に見学できるようなオープンハウスを開催し、購入希望者に見ていただくという販売方法があります。

【ポイント】売主様が購入者に直接お話ししたりご接待いただく必要はありません。

Q14.リフォームはしたほうがよいですか?

一般的にはリフォームの必要はありません。しかしながら、物件は第一印象が重要です。購入希望者が買いたくなる、住んでみたくなるような状況にする必要はあります。

例えば、空家の状態で売却の際は室内の家財に残置物はないか、庭木が生い茂っていないかなど最低限の状態は保てるようにしておかなければなりません。居住中の売却の場合でもなるべく不要物は処分し、すっきりした印象を持たせることが肝心です。

リフォームとなれば買主の好みの問題がありますので、購入決定後リフォームされることが大多数です。但し、明らかに破損している部分や汚れている部分などは、印象を良くする意味でも早期に希望金額で売却するためにも必要かもしれません。

Q15. 鍵は預けなくてはなりませんか

居住中でのご売却の際は、前出のクエスチョンのとおり、購入者の意思確認をしっかりした方のみの事前アポイントの上で内見となりますので鍵のお預けは全く必要ありません。

空家でのご売却の際は、お預けいただくほうが内見立ち合いなど煩わしくありません。また、弊社は空家管理業務も併せて行っておりますので、専任売却契約後、鍵をお預けいただき、定期巡回や通気通水、簡単なお掃除などを無料で実施し、内見に備えるようにしています。空家の状態でも資産価値を落とさないようにしっかりアドバイスさせていただきます。

媒介形態は売主様の任意で選べますが、きめ細かい保守管理ができる専任媒介契約をお奨めします。

【ポイント】

専任媒介契約と一般媒介契約では販売サービスに差が出ることもあります。

Q16. 住みながら売ることはできますか?

前出のクエスチョンでもあったように十分可能です。多くのお客様がお住まいになりながら売却されています。しかしながら、売主様と買主様ではおのおの事情というものがあると思います。お子様の学校の事情やお仕事の関係、配慮すべき点は多々あります。売主様側としては購入希望があった場合、速やかに売却できるよう周辺の事情をしっかり準備されてから売りに出されることが重要です。

空家の状態と住みながらの売却では後者のほうがやや売却に時間がかかる傾向にあります。様々な事情でお急ぎの売却であれば、仲介による売却ではなく弊社で買い取りさせていただくという選択肢もあります。

【ポイント】

購入者は近隣の環境を気にされるものです。居住中の売却の際は、ご近所や周辺環境を担当者を通じて購入希望者にアドバイスいただけると喜ばれます。

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